ラミネート袋のフィルム構成

ラミネート(Lamination=積層)とは、性質の異なる複数のフィルムを貼り合わせることです。1種類のフィルムだけで、印刷適性・ガスバリア性・防湿性・遮光性・熱シール性など、袋に求められる性能をすべて満たすのは難しいため、それぞれが得意な性能を持つフィルムを積層して、目的の性能を備えた「ラミネート袋」を作ります。

代表的なフィルム構成の例

アルミ箔を使った不透明のラミネート袋を例に、各層の役割をご紹介します。

層役割
PETフィルム(最外層)印刷適性がよく、耐熱性があり、傷が付きにくく光沢にも優れる。文字や絵柄を印刷する層
接着層(SPE・ドライラミネートなど)各層のフィルムを貼り合わせる層。ドライラミネートより単価を抑えられる場合がある
アルミ箔(中間層)ガスバリア性・防湿性が抜群で遮光性も完全。金属光沢があり高級感も出せる
接着層同上
LLDPEフィルム(最内層)熱でヒートシールしやすく、内容物に接する面として丈夫な熱接着層を担う

この3〜5層それぞれの欠点を補い合うことで、単層フィルムでは実現できない性能を持つ包装フィルムになります。アルミ箔の代わりにアルミ蒸着PET・透明蒸着PETを使えば透明感のある仕様に、ナイロンやOPP・CPPを組み合わせれば、ガスバリア性や耐衝撃性を重視した構成にすることもできます。使用できる材質の組み合わせは特注袋・別注袋の製造、実際の構成例は見積り事例で多数ご覧いただけます。

袋の形状から検討したい場合は袋の種類、材質や機能に関するご相談はお問い合わせからどうぞ。