製袋加工用語集

製袋加工の現場で使われる用語をまとめました。随時追加していきます。

  • ノッチ各種
    • V(ブイ)ノッチ, ベースノッチ: 野球のホームベースのような五角形の切り口。切れやすさと視認性のバランスが良い、一般的なノッチ。
    • I(アイ)ノッチ: アルファベットのI字型に切れ込みを入れる開封用の切り口。安価で切れやすいが、切れ込みだけなので外観ではわかりにくい。
    • U(ユウ)ノッチ: アルファベットのU字型の丸い切り口。フィルムの性質などによりIやVでは切れやすすぎる場合、意図しない袋の破損を抑制できる。
    • Wアイノッチ, ダブルノッチ: 背貼りの一部に等間隔の切れ込みを2本入れる加工。横裂けフィルムと組み合わせて安価に直線開封を実現す る。
  • 袋の部位など
    • シーラント: 熱を加えると溶けて接着する層。複合フィルムでは袋の最も内側(内面)に配置する。
    • 背貼り: シートを筒状に加工する際の貼りしろ部分。「背シール」や「柱」と呼ぶこともある。片面のみシーラントが付いたフィルムを、両手を合わせるように貼り合わせる。
    • ガゼット, ガセット: 袋の折り込み部分(マチ)のこと。ガゼット袋では両側の折り込みを指し、スタンド袋では底の折り込みを指す。
    • シール下: 背貼り袋・底シールから袋の底端までの部分。3mm程度が標準的。
    • 斜めシール: ドイパックの曲線シールに対し、45°の直線でシールする船底シール方式。専用金型が不要でコストを抑えられる。
    • ラベルシール: 製袋用語としてのシールは主にヒートシール(熱圧着)であり、この場合は「ヘッダー状の広い面積のヒートシール」を指す。
  • 状態
    • 気泡: シール部に空気を抱き込んだり、シーラントの状態によって発生する細かい霜降り状の模様。フィルムの偏肉などが原因になることが多い。
    • こまち袋: 機械の動作不良やフィルムのピッチ不良により、次の袋の開口部が一部シールされてしまい、口が開かなくなった不良品。
  • 設備・製法
    • センタープレス製袋: 背貼り袋用の製袋の方式のひとつ。1人のオペレーターで作業でき、背貼りの品質が安定しやすい一方、袋に折り目が付きにくく口開きがやや悪くなる傾向がある。
    • 流しカット製袋: 背貼り袋用の製袋機の方式のひとつ。1工程目でチュービング(背張り作成)・ガゼットの折り込みを作りながら巻取りを行い、2工程目で底・頭シールやノッチの加工を入れてカットする製法。
      • 一口羊羹のような、小さくて高精度の寸法が求められる袋では、センタープレスより流しカットが適しているとされる。
  • 呼称
    • 平袋: 背貼り袋でガゼットのない合掌袋を合掌平袋と称することがある。また、三方袋にチャックなどがないことを明示するとき、三方平袋と呼ぶこともある。

袋の種類ごとの詳しい説明は袋の種類、オプション加工についてはその他オプション加工をご覧ください。