特注袋・別注袋の製造
特注袋とは
最小ロットの考え方
一般的な材質構成・仕様の場合、「材料フィルム投入量」として2,000mが最小ロットになります。
大まかな計算としては、「フィルムの長さ(m)÷袋の長さ(m)」の計算でどの程度の数量規模かざっくり分かります。
仮に、長さ150mmの袋の製造で2,000m相当のフィルムすべてがであった場合、「フィルムの長さ2,000m÷袋の長さ0.15m≒13,333枚」という感じです。
ただし、材料となるフィルムは
- 印刷(印刷袋の場合)
- ラミネート
- スリット
の各工程でいくらか消費され、製袋工程においても機械のセッティングや検査、規格外品の除去などを行うため、2,000mロットといっても2,000m分の枚数が仕上がるわけではありません。
通常、印刷やラミネートの貼り合わせが多く、仕様が複雑なほど仕上がり枚数は減ります。
また、製造できるフィルムの幅は50cm程度が最小となるため、袋に使用するフィルムの幅がこれを下回る場合、使用しなかった部分は廃棄されて製品になりませんが、材料費は発生してしまいます。
そのため、小さな袋では「多面付け」といって、袋を作れる幅を何列分か合わせてフィルムを製造することで、不使用として廃棄される部分を減らすのが一般的です。
印刷袋を作る場合
版代について
特注袋の価格は、袋そのものの代金に加えて、初回に印刷を行う場合はグラビア印刷に用いる版の彫刻代がかかります。これは袋の枚数に依存しない費用であるため、数量が多いほど1枚あたりの単価は下がる傾向にあります。
同じ印刷の袋をリピート注文される場合は版の彫刻代は発生しませんが、印刷版そのものは印刷工場の所有物であり、印刷工場が長期間しようしていない版を保持し続けるのは、概ね1年程度とされています。
製造直売である理由
アルミ箔・ナイロンポリ・バリアーナイロンポリ スタンドチャック袋
規格袋の相当品・代替品としての特注
サプリメントや健康食品、ペットフードなどの少ロット商品では、アルミ箔・ナイロンポリ・バリアーナイロンポリのスタンドチャック袋(規格袋)にラベルを貼って使われることがよくあります。当社ではこれらの規格袋と同じ寸法・同じ機能の特注袋を製造しています。
無地袋として使う場合: 規格袋は多段の代理店・問屋・小売店を経由して販売されているため、製造直売の特注に切り替えることで、同じ寸法・材質のままコストを抑えられる場合があります
ラベルを貼って使っている場合: 特注の印刷袋に切り替えることで、ラベル代とラベル貼付の手間が省け、印刷による美観アップで商品価値も高められます
フィルムの厚みを選びたい場合: 規格袋は寸法ごとに厚みが決まっていますが、特注袋は内容物の重さ・強度に合わせてフィルムの厚みを調整できるため、必要以上に厚い(=割高な)仕様を避けられる場合があります